鹿児島の芋文化は、元来、蒸し芋であり、芋の代名詞「焼き芋」は関東で発達したものだと私達は考えています。芋の貯蔵、熟成技術は関東で発展し壺焼き芋などが誕生し、焼き芋文化が発展していきました。
一方、鹿児島は関東の貯蔵文化と異なり、掘りたての蒸しい芋文化が発展していきました。鮮度を楽しむ産地ならではの食文化です。
この食文化を築き上げた芋が、コガネセンガンです。新鮮なコガネセンガンは、芋の香りが高く、実が引き締まりズッシリ詰まって、ホックリとした食感・・・、この美味しさが鹿児島だけのスタンダードで、「もっともお芋らしい味と香り。」と言われています。コガネセンガンが原料芋の王様として君臨している理由です。
そんな、コガネセンガンの美味しさにコダワリ、私達は究極の掘りたて戦後に挑戦しています。芋処「鹿児島」だけの美味しさをお届け出来ればと願っています。