北緯31度、東経130度。
日本列島、本土最南端に位置する大隅半島は、日本有数の芋処。
桜島の爆発物が堆積したシラス台地が
原産国中南米に似た自然条件です。
そのため江戸時代から芋栽培が始まり
脈々と芋作りを続けてきました。
私たち「芋モンブラン農園工房」は、芋畑の中にあります。
美味しさの源は、本場の大地にあると思うから、
私達のケーキ作りは、「土を仕込む」作業から始めます。
それは、足裏から30cmほど下の世界。
そこには、パン生地が酵母の力で発酵していくように、
味わいの素を醸す無数の命の世界があります。
土壌微生物の分解と合成は土を熟成しているかのようです。
大地とは、命が時間をかけて味わいを深めていく
「天然の熟成庫」なのです。
私達は3年の歳月をかけ、この「熟成」を待ちます。
サツマイモ・落花生・そして小麦。
これらを輪作し、時には休耕させてじっくり力を蓄えた土は、
チョコレートケーキのようにフンワリ、しっとりした質感に育ちます。
この熟成大地から生まれる芋は
、実がぎゅっと引き締まり、深く澄んだ味わいを蓄えます。
それは三年の歳月がゆっくりと醸し出した、大自然の旨味・・・・。
そんな、この産地でしか授かれない美味しさをケーキに変えて。
私たちはこれからも紡いでまいります。