北緯31度のパティスリー

東京の人になりたかった。
でも、私は大隅半島で生まれました。

 私達の歩みは、東京・銀座から始まりました。華やかな世界に憧れ、 フランス人シェフに学び、最新の技法でお芋を装うことに心血を注いで いました。そんな私を立ち止まらせたのは、お客様の鋭い一言でした。 「ねぇ、肝心の芋の味はどこへ行ったの?」 その言葉にハッとしました。飾ることに心を奪われ、一番大切な「素材の声」を聞き忘れていたのです。

故郷に忘れたものを取りに行く

 折しも訪れたコロナ禍。私は銀座の店を閉じ、故郷・大隅半島へ戻りました。それは、どこかに置き去りにしてしまった「お芋と向き合う純粋な心」を、もう一度取りに行く旅でもありました。  泡だて器をクワに持ち替え、畑に飛び込む。そこで再会したのは、生命力溢れる土の匂いと、自然の循環が生み出す圧倒的な美味しさでした。

出会ったのは、大自然という最高のシェフ

 パティシエの技が生む美しさがあるように、大地からしか授かれない美味しさもある。そう確信した今の私にとって、最高のシェフはこの大隅半島そのものです。 お芋の声を形にする「デザート革命」。それは、都会の華やかさを離れ、故郷の真実の豊かさに出会う旅でもありました。  泡だて器をクワに持ち替え、畑に飛び込む。そこで再会したのは、生命力溢れる土の匂いと、自然の循環が生み出す圧倒的な美味しさでした。

北緯31度、この場所だけのラグジュアリー

  私達は、今、大隅の大自然が磨き上げた、本場芋処からのラグジュアリーをお届けしています。 降り注ぐ太陽の強さを、大地の輝きを、ケーキに変えて。 この「北緯31度」の風土が育んだ美味しさが、皆様の食卓へ届くことを願っております。

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